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医科の先生へ


-患者さんの受け入れ・ご紹介のお願い-

 糖尿病になると(1型か2型かにかかわらず)歯周病になりやすいことが知られており、重症の歯周病を放置すると糖尿病になる可能性があることが知られています(糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン、2014)。
 また、歯周治療によってHbA1cは統計学的に有意に0.36%改善するというランダム化比較試験のシステマティックレビューおよびメタアナリシスがあります(Engebretson S, 2013)。

 医科歯科連携の一環として、糖尿病の患者さんをご紹介くだされば、しっかりと連携し、歯周治療を進めさせていただきます。

『歯周病はプラーク性細菌を原因とする炎症性疾患で、炎症が歯肉に限局される歯肉炎と、歯槽骨破壊によって支持組織の喪失を伴う歯周炎に大別される。

 歯周病は日本人中高年において約80%で罹患が認められており、抜歯の主要な原因となる口腔内疾患である。

 歯周治療では、患者本人のバイオフィルムマネジメントの確立に加え、歯周ポケット内のプラークや歯石を取り除く原因除去療法で炎症の改善を図り、除去後も再発リスク減少のために定期的なメンテナンスが必要とされる。』

糖尿病診療ガイドライン2019より

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