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小児歯科

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●小児歯科ってどんなとこ?

  • 小児歯科とは、子どもたちのための歯医者さんです。

  • お医者さんの小児科と同じように、子どもさんを専門にまたは中心に予防や保健指導、治療をしています。当院では、日本小児歯科学会専門医が対応します。

★虫歯治療

  • 出来てしまった虫歯は、よく診査し、必要なら治療しなければなりません。コミュニケーションを大事にしながら、安全性を優先しています。

★歯並び・咬み合わせの治療
一部ですが治療したほうがよいと思われる咬み合わせについて紹介します。

○上顎前突

  • 上の歯が下の歯よりだいぶ前に出ていることです。

  • 見た目だけでなく、歯をぶつけやすかったり、歯の持ちが悪かったりすることが問題になります。


○下顎前突

  • 下の歯が上の歯より前に出ていることです。

  • 乳歯でも見られます。顎の成長に影響するので早めの対処が必要なこともあります。


○開咬

  • 奥歯は咬んでいるのに前歯が咬み合わず、隙間がある状態のことです。

  • 前歯でものが咬みきれない、発音などに問題が出てきます。指しゃぶり、舌の癖で起こることが多いです。    


○交叉咬合

  • 奥歯の咬み合わせが左右的にずれていることです。咀嚼する能力、顎の成長に影響します。

  • 乳歯のうちから治療することもあります。    


○叢生

  • 歯の並びが、ガタガタしていることです。

  • 見た目や、虫歯・歯周病になりやすいことが気になるところですが、上下の歯が良い位置で咬み合っていないことで、歯の持ちや咀嚼する能力にも関わってきます。    


○乳歯の早期喪失

  • 虫歯や、外傷などが原因で、自然に抜けるよりも早く乳歯を失ってしまうことです。

  • 後から生えてくる永久歯の場所を確保しなくてはならないので、『保隙装置(ほげきそうち)』というものを口の中に装着し永久歯が出てくるのを待ちます。奥歯の簡単な装置の場合、保険がききます。


★予防法について

○定期検診

  • 虫歯のあった子、虫歯のない子、ともに定期的にお口の中のチェックをしています。

  • 定期的にチェックを受けることで、お口の健康に意識を持ち直してもらうことにつながりますし、生えかわり中に起こる問題なども早期に発見できます。 

  • 特に虫歯の治療を受けた子は、治療した歯のその後も重要になりますので、ぜひ受けて頂きたいです。 


○ブラッシング指導

  • 小さいお子さんの場合は、保護者の方への指導がメインになりますが、4歳くらいからは本人への指導も行っています。

  • ケアの中で重要といえるフロスも、小さいうちから自分でできるようになることが目標です。


○シーラント

  • 永久歯の奥歯は溝が複雑です。そのため、特に生えたての6歳臼歯は虫歯になりやすいです。

  • シーラントは、溝をよく掃除した上でコーティングをし、汚れがたまらないようにすることです。


○フッ素塗布

  • 定期的に塗布することで、歯の一番外側のエナメル質の組成であるハイドロキシアパタイトがフルオロアパタイトに置き換わっていくことを期待します。ご希望の患者さんには塗布しています。

 

日本小児歯科学会認定 小児歯科専門医  片倉 麻里子      

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